核家族化の進行や居住形態の変化、新型コロナウイルス感染症の流行により人々のつながりが希薄化し、現代の日本社会では人々の社会的孤立が重大な社会問題となっています。Withコロナ時代において、遠隔地にいる相手とオンライン上でコミュニケーションをとる機会が急増しましたが、未だ対面コミュニケーションと遠隔コミュニケーションの間には多くのギャップが存在し、このギャップが人々の身体的および精神的疲労を引き起こしています。
そこで、遠隔コミュニケーションに通常対面コミュニケーションで共有される空間の要素として拡張建築空間を取り入れることで、人々の気軽なつながりの創出を図るシステムを構築しています。

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